ネット販売などのデジタル領域が急速に発達し、欲しいと思っているものがすぐに手に入る時代になりました。
今後、リアル店舗での“モノ売り”は衰退していくと感じています。当社は家電量販店で、モノ売りと分類される業種です。しかし私は、ただのモノ売りだとは考えていません。
私は、当社のようなリアル店舗での接客を「フィジカル」と表現しています。実は、お客様は“モノ”自体を求めているのではありません。一人ひとり、違った「欲しい」を持っているのです。 フィジカルの仕事は、ただお客様が欲しがっているモノを売るのではなく、「お客様の“それが欲しい（＝課題）”を探しだすこと」です。
探しだした課題を商品やサービスによって解決し、お客様の快適な生活づくりのお手伝いをしています。 昨日の正解が今日の正解とも限りません。日々変化するニーズに対して、地域のお客様に寄りそうことが大切です。
私たちは、人と人とのつながりを大切にし、お客様が求めているものを一緒に考えるようにしています。 「どこで」買うのではなく「誰から」買うか。それをお客様が大切にしてくださるような環境をつくりたいと思っています。
お客様に「感動」をお届けし、人と地域の「つながり」を提供することが私たちのミッションなのです。
